『mame-sadou.com』にようこそ、当ブログ管理人・表千家流茶道講師のやましたです!
この記事では、茶道講師の私が今まで実際飲んできた、オススメのお抹茶をまとめています
この記事はこんな人にオススメです
・美味しいお抹茶を探している人
・新しいお抹茶を試してみたい人
・お抹茶を探しているけどたくさんあって、どれを買えばよいか困っている人
お抹茶というのは、お茶屋さんも全国にたくさんありますし、一つのお茶屋さんの中にもたくさん種類があって、どれを買えばよいのか悩みますよね
この記事を読んでいただき、お気に入りのお抹茶を見つけていただければ嬉しいです
それでは紹介していきます!
薄茶用抹茶
薄茶用の抹茶は、濃茶用よりも安価なものが多いです
上林春松本店「琵琶の白」
あっさりと飲みやすく、後味もスッキリと爽やかな抹茶です
あっさり飲みやすいですが、出過ぎないほろ苦さ・旨味によって奥行きが生まれています
薄茶一服2gで計算しますと、一服あたり91円です。お稽古や自宅用としても使えるかなという価格帯です。
お稽古・自宅用でもな価格でお茶会レベルの味。かなりオススメの抹茶です!
山政小山園「都賀乃尾」
渋みが確かにあるのですが強くはなく、渋みとともに存在する甘味がより引き立ち、感じられるというバランスです
渋味も甘味もきつくなくて柔らかで、奥深い豊かさを感じます
薄茶一服2gで計算しますと、一服あたり85円です
「小倉山」、裏千家・鵬雲斎大宗匠御好の「苔の白」、武者小路千家・不徹斎家元御好の「奏の白」等と同等品です
山政小山園「四方の薫」
山政小山園さんの抹茶「四方の薫」の味の特徴は、あっさりとしていてスッキリと飲みやすいところです
渋みはあまり感じず、甘味を感じますが、それも強くないため、スッキリとした後味で飲みやすいのです
薄茶一服2gで計算しますと、一服あたり約70円です。この味でこの価格は、コストパフォーマンスの良さが光ります
星野園「八媛の白」
福岡・八女の抹茶です
これまで飲んできた抹茶と比較すると、渋み・苦味というものが、ないと言っていいくらい感じられず
甘味というものを非常に強く、豊かに感じられる抹茶です
薄茶一服2gで計算しますと、一服あたり102円です
裏千家・鵬雲斎大宗匠御好「弥名の白」、武者小路千家・千宗屋若宗匠御好「暁の白」等と中身は同じものかと思います
丸久小山園「又玄」
京都の老舗・丸久小山園さんの薄茶用抹茶です
ほろ苦さに特徴があります
苦味が強いですが、後味に嫌なえぐ味が残ったりはなくすっきりと飲めます
薄茶一服(2g)当たり約75円と、茶道教室でのお稽古でも使えるお手頃な価格帯です
濃茶用抹茶
濃茶用の抹茶は、薄茶用に比べ、手間暇かけて育てられた茶の葉による、渋み・苦味少なく甘味が強い抹茶となっています
薄茶として点てても美味しいですよ
山政小山園「深瀬の昔」
この抹茶の特徴は旨味
じっくり噛むように味わうと、奥から甘味が出てくるような、深みのある旨味です
濃茶一服4gで計算しますと、一服あたり324円です(2020年3月時点)
同価格の「天王山」、裏千家・鵬雲斎大宗匠御好の「葉室の昔」、武者小路千家・不徹斎家元御好の「宇治上の昔」等と同等品です
上林春松本店「松風昔」
抹茶「松風昔」の味は、甘味よりは苦味が強く、旨味があります
後味もすっきりといただけ、香りも豊かに感じられます
価格は濃茶一服4gで計算しますと、一服当たり156円。薄茶を点てると2gですから78円
これは茶道教室のお稽古で使うくらいの、お手頃な価格帯です
山年園「宝亀」
この抹茶の特徴は、旨味です
甘味を強く感じさせる旨味というよりは、渋みのある旨味です
価格は濃茶一服4gで計算して、一服あたり328円です(2020年3月時点)
まとめ
ということで、オススメの抹茶をまとめてきました
この記事では、まだまだ紹介する抹茶が少ないので、これからどんどん増やしていく予定です
気になるお抹茶は見つかったでしょうか?
お抹茶を初めて買おうという方、新しいお抹茶を試そうという方、お抹茶をお探しのみなさまのお役に立ったならば嬉しいです