自粛で教室がお休みの中、改めて思った「茶道」のこと

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こんにちは、表千家流の茶道講師・山下晃輝(@kouki_sadou)と申します!

久しぶりの私が開いている茶道教室についての記事です!

とは言っても、新型コロナ感染拡大防止のために重要な期間とのことで、教室の方はお休みとなっておりまして

その間せっせとこのブログを更新したり、、あとは動画を撮ったりもしてみましたね↓!

表千家流の茶道講師が点ててみた【炉の薄茶点前・抱清棚】

こうした状況でお休みすることになった中、改めて茶道教室について考えたことをここに書いておきます

私の茶道講師としてのお仕事は、茶道のお稽古の時間を提供することなのですが

茶道にはどんな意味があるでしょうか?

何かを生産するわけでもなく

社会や生活に役立つ技術が身につくわけでもなく

それでも、茶道をしている人は多くいます

以前は女性の手習いとして流行った時期がありましたが、今はそんな風潮もないのに、です

茶道はなんの役に立っているのでしょうか?

以前生徒さんからこんな話を聞きました

今日のお軸、好きなんです

仕事で新しい業務をすることになった時に
うまくできず、自信が持てず
しんどかったんです。。

でも、そんな時に
このお軸を見て、意味を聞いて

『ああそうか
 自分は自分のままでいいんだ』

と気づいて楽になれて
その時を乗り越えられたんです
仕事で今日は
とてもモヤモヤすることが
あったのですが

教室に来てお稽古をして
心がスッと整いました

私も先生について十数年お稽古をつけていただいてきましたが、同じような体験が何度もあります

苦しい時にお茶のお稽古があることで、一度心がリセットできたり

悩みがある時に禅の言葉がフッと心を軽くしてくれたり

茶道は、何かを生産するわけでも・役立つ技術が身につくわけでもないのですが

心を整える

心を楽にしてくれる

そんな力があります

私の仕事はそんな茶道の稽古場を用意することです

社会が回るのに必要不可欠なものではありませんが

茶道をしている者にとっては、そんな風に、生活を送るのに大切なものだったりします

またお稽古を再開する時が来ますから、その時に向け、感染対策を考え、準備していきます

それが今私にできることなのかなと思います

以上、お休みの中改めて思ったことでした!

終わり!

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