正座で足が痛む・痺れる時の対処法・楽な正座の仕方【茶道講師が詳しく解説】

茶道教室への入門
スポンサーリンク

初めまして!茶道講師の山下晃輝と申します

この記事では、正座で足が痛む・痺れる時の対処法楽な正座の仕方についてまとめていきます

この記事はこんな人にオススメです

正座に苦手意識を持っている人

痛み・痺れの原因・対処法を知りたい人

もっと楽な正座の仕方を知りたい人

茶道を始め、和のお稽古事には正座はつきものなのですが、正座の痛み・痺れってツラくて、正座するたびに痛む・痺れると本当に苦手意識がつきますよね

私も茶道を始めた頃はよく痺れていたのですが、痺れの原因を意識して座るようにすると、ほとんど痺れることはなくなりました(それでもたまに痺れますが)

この記事では、私が正座の痛み・痺れを克服しようとする中で、得てきた知識・経験の中でわかってきたことをお伝えしていきます

この記事を読み終え、内容を実践していただくことで、正座の痛み・痺れが今までより楽になっていくはずです

それでは早速見ていきましょう!

スポンサーリンク

正座で足が痺れる理由

正座をしていて感じる、痛み・痺れというのは、それぞれ以下のような条件で発生します

血管の血流が止まっている時=痛み

血流が再開した時=痺れ

このような時に、脳は痛み・痺れを感じるようになっています

正座の時は、特に足の甲膝裏への圧迫が起こるため、上のような症状が出やすいのだそうです

ですから

正座している間に感じるのはジンジンとした痛みのことの方が多く

正座を終えて足を伸ばした時にはピリピリと痺れを感じることの方が多くなります

正座をしている最中はあまり痛がらなくても立ち上がるのが難しい人もいれば、正座をしている最中は痛がるけどスッと立てる人もいます。それは、痛みと痺れが別々の原因から発生しているからなのでしょう

こうした痛み・痺れのメカニズムから、痺れにくくキレイに座る方法を、次に見ていきましょう

痺れにくくキレイに正座するには

上半身は足の付け根から自然にまっすぐ乗る感じ

まず上半身について見ていきます

力抜くともっとも楽に座れそうですが、足の痺れ・痛みについて考えると、決してそうではありません

力を抜いて座ると少し猫背になるはずです

そうなると、重心が体の後ろに向かってかかる形となり、足首・足の甲に体重がかかり、猫背になっている分、無駄な重みも生まれます

これは長時間になると痛み・痺れにつながりやすい状態です

上半身の状態について最良なのは、足の付け根を意識し、その上にまっすぐに上半身が乗っかる感覚の座り方です

そうすると、先ほどの座り方より重心も前に行くので、体重が足首・足の甲にかかる感じも抑えられますし、まっすぐなので無駄な重みもかかりません

見た目にもキレイだし、楽にもなります

体重が足首・足の甲に乗らないように調整

両足の親指と親指が重なるように正座した状態で、足首お尻の位置をいろいろズラして試してみます

そうする中で、最も体重が足首・足の甲に乗らない、楽な状態で座ります

同じように正座しても、ちょっと足首やお尻の位置をずらすだけで、結構楽に座れます

正座をし始める時に、このように楽なポイントを探して座るようにすれば、痛みや痺れがくるのも遅らせることができるはずです

正座で足が痺れそうな時の対処法

痛みにくい・痺れにくい正座をしていても、痛くなったり・痺れそうになったりということはどうしてもあります

そんな時の対処法です

上になる足を入れ替える

正座をしている時には、左右どちらかの足が上・下の状態で座っていることと思います

正座の際にはどうしても、下の方の足のに負担がかかっています

下の方の足の足首・足の甲が圧迫されることが、痛み・後の痺れに繋がってきます

ですから、痛み・痺れへの対処法としては、痛くなってきた・痺れそうになってきたら、上下の足を入れ替えます

そうすることで、今まで圧迫されていた側の足が、楽な上のポジションに移れ、痛み・痺れを遠ざけることができます

足首を立てる

上下の足を入れ替えただけでは効果がなければ、両足首を立てて正座します

こうすることで、痛み・痺れの原因となる、足の甲・膝裏が圧迫された状態から逃れることができます

しばらくこの状態で足を休ませ、楽になれば元の正座に戻り、また苦しくなれば足首を立て、とやっていれば、なかなか痺れません

どうしても苦しい時は道具に頼る

これまで説明してきたやり方で、楽にはなると思うのですが、あまり無理をして痛めてしまうとよくないので

慣れないうちは、頑張る時間を決めて、あとは正座椅子など使って休んでください

正座椅子はいろいろとありますが、茶室の畳を傷つけないこういったものが、茶道をしている方にはオススメです

まとめ

ということで、この記事についてまとめますと

正座の痛み・痺れの原因は、足の甲・膝裏への圧迫

上半身を足の付け根からまっすぐにし、体重が足首・足の甲にかからないようにすると、キレイで楽な正座が出来る

正座で足が痛む・痺れそうな時には、①上下の足を入れ替える②足首を立てる③道具に頼る

正座の時の足の痛み・痺れはツライものですが、対処法で和らげつつ、楽な正座を試していっていただければ、かなり楽になっていくはずです

以上です!

この記事が、正座の時の足の痛み・痺れに悩んでいる方の、少しでもお役に立ったならば嬉しく思います

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

タイトルとURLをコピーしました